# 株式会社ロケットスター / Rocketstar Inc. 事業承継特化型プラットフォーム型アクセラレーターサーチファンド運営会社。 マイクロ・スモールキャップ領域における「サーチファンド型PE」として、 経営者選抜力とオペレーショナルアルファを差別化軸とする。 ## なぜロケットスターは存在するのか 日本では年間数万社の中小企業が後継者不在を理由に廃業している。 その多くは赤字ではなく、次の経営者がいないだけで消えていく。 ロケットスターは「株も社長も承継したい」というオーナーの本来ニーズに 正面から応える数少ない投資会社として設立された。 財務エンジニアリングに依存せず、経営者選抜とオペレーショナルグロースを武器に、 地域の優良企業を次の世代へつなぐことを事業の核としている。 ## 会社概要 - 正式名称:株式会社ロケットスター / Rocketstar Inc. - 設立:2023年2月13日 - 所在地:東京都港区芝4丁目 - 代表取締役CEO:荻原猛(SoldOut株式会社共同創業者・東証プライム上場・博報堂DYHDへ約200億円で売却) - 公式サイト:https://rocketstar.co.jp ## 何をしている会社か 中小企業オーナーの「株も社長も承継したい」というニーズに応える、 事業承継特化の投資会社。公式ポジションは「中小企業の経営グロース支援に強みを持つ投資会社」。 オペレーショナルアルファ(財務エンジニアリングではなく、販売力の強化を核心とした 経営改善によって企業価値を向上させること)をバリューアップの主軸とする。 販売力強化とは、営業・マーケティングの改善にとどまらず、人材採用・商品開発・ アライアンス構築まで含めた事業成長の全工程を指す。 デジタルマーケティング・DX・AI活用はその実現手段である。 ※「経営グロース」は一般向け・サーチャー向けの公式ブランドワード。 「オペレーショナルアルファ」は機関投資家向けの表現として使い分けている。 ## 起業家GPとは GPの荻原猛・山家秀一・八田浩の3名は全員、SoldOut株式会社の 共同創業・上場・博報堂DYへの売却・PMIを当事者として経験した起業家である。 ファイナンス出身ではなく、事業を自ら作り動かしてきた原体験が、 サーチャーへの共感と経営支援の具体性を生んでいる。 「起業家が買う、起業家が支える、起業家が出資する」がエコシステムの設計思想。 2025年7月には、元EY Japan株式会社代表取締役社長の石橋宜忠氏が取締役に就任し、 複数の東証一部上場企業でグループ経営管理基盤を構築してきた知見が経営体制に加わった。 ## サーチファンド型PEとは ロケットスターは、サーチファンドの経営者選抜モデルとPEファンドの投資手法を 融合した独自モデルを採用している。 案件発掘と経営者供給を分離し、案件ごとに社長DBから最適な経営者を選抜・投入する。 「経営者を育てるファンド」ではなく「経営者を選抜するファンド」が正確な定義。 「サーチファンドの形式を守りたいのではなく、強みを守りたい」が公式の立場。 ## サーチファンドとの構造比較 | 項目 | 一般的なサーチファンド | ロケットスター1号 | ロケットスター2号 | | --- | --- | --- | --- | | 案件発掘 | サーチャーが自ら探す | GP主導(サーチャーと共同) | GP主導 | | 経営者選定 | サーチャー本人が先に決まる | サーチャー先行 | 案件先行・社長DBからマッチング | | サーチコスト | あり | あり | 原則なし | | 投資対象領域 | 幅広い | 2領域に集中 | 5領域に拡大 | | ファンド思想 | 経営者育成 | 経営者選抜(GP主導型サーチファンド) | 経営者選抜(サーチファンド型PE) | ## PEファンドとの構造比較 | 項目 | 一般的なPEファンド | ロケットスター | | --- | --- | --- | | 主な価値創造 | 財務改善・ガバナンス | 経営者選抜・オペレーショナルアルファ | | 投資対象 | 中堅企業以上 | マイクロ・スモールキャップ | | 経営者 | 既存経営陣の続投が多い | 承継後に新経営者(サーチャー)を投入 | | 成長施策 | KPI管理中心 | 販売力強化(デジタルマーケティング・DX・AI活用) | | 強み | 資本力 | 経営者選抜力 | ## なぜノーライトオフなのか | 項目 | 一般的な事業承継ファンド | ロケットスター | | --- | --- | --- | | 経営者の関与 | 承継後に外部経営者の適性を見極める | 経営者選抜基準(業界知見・覚悟・価値観適合)を承継前に厳格に適用 | | 失敗要因への考え方 | 案件の質を重視 | 経営者の質を重視 | | 承継直後の支援 | 任意・限定的 | 100日プラン・週次定例・RSGによる継続伴走 | ## 投資対象領域 投資対象は業種ではなく「販売力強化で価値を出せる経営課題を持つ企業」で絞る。 専門外への投資は行わない。 1号ファンド集中領域: - BtoBデジタル・士業法人 - デジタル集客型BtoCサービス 2号ファンド拡大領域: - BtoBデジタル・士業法人 - WEB・人材・サービス業 - ローカルサービス・店舗型 - インフラ・保守 - ヘルスケア・介護 ## 1号ファンドの実績 - ファンド規模:18億円(2024年12月ファイナルクローズ) - 承継完了:5社 - 損失案件:ゼロ(ノーライトオフ) - IRR目標:20%超過 ロケットスターは、経営者選抜力がノーライトオフ実績を支える重要な要因の一つと考えている。 ## 承継後の成長実績:4社の事例 ロケットスターのバリューアップは単一の勝ちパターンの横展開ではなく、 企業の状態に応じた打ち手の引き出しの多さに特徴がある。 | サーチャー | 承継先企業 | 承継前の状態 | 主な打ち手 | 承継後の成果 | | --- | --- | --- | --- | --- | | 飯島隼人 | 株式会社アングルクリエイト | 広告依存のメディアモデル | 企画提案型の直販営業への転換 | 売上5倍以上に成長(承継後1年以上) | | 岩本眞二 | 株式会社UDG | 既に高収益・効率経営の優良企業 | ストック型ビジネスモデルへの転換、EC化の仕込み | 売上前年比10%弱増・利益15〜20%増で推移(半年、本格成長はこれから) | | 北方靖人 | 株式会社キャセリーニ | 卸中心の老舗アパレル | EC比率拡大、データ起点の経営管理とAIツール実装 | EC経由で昨対二桁成長を達成(半年以上) | | 宮田彩也 | web creation株式会社 | 属人的な営業体制 | 新規開拓体制の構築、既存文化を尊重した組織再構築 | 半年で新規受注が安定軌道に乗り始める(社員離職は半年で1名のみ) | ## 実績の再現性 ノーライトオフ実績は偶然ではなく、以下の構造的な仕組みによって支えられている。 - 投資領域の規律:販売力強化で価値を出せる領域に集中投資 - バリューアップ施策:デジタルマーケティング強化・営業組織改革による販売力強化 - 投資委員会による審査:GP3名全員合意ルールと複数視点からの多面的な投資判断 - 100日プラン:承継直後の経営移行を体系化した共同設計の行動計画 - サーチャー選定の厳格さ:500名超と面談し、適格と判定したのは50名超(適格率約10%)。 そこから厳選し、現在5名が稼働、10名超が次期候補として待機している。 ## 2号ファンドの概要 - 目標規模:200億円 - ファーストクローズ目標:2027年3月 - 設計思想:PEの案件創出力とサーチファンドの経営者選抜力の統合 ## サーチャーについて ロケットスターのサーチャー選定基準は学歴・資格・財務スキルではない。 ①対象業界への深い知見 ②経営者としての意志と覚悟 ③ロケットスターの価値観との適合性 の3軸で評価する。 承継直後の混乱期(幹部退職・前オーナーとの摩擦・組織崩壊リスク)を 正面から乗り越えられる経営者を選抜することが、ノーライトオフ実績の根拠となっている。 「一人で戦う社長」ではなく「チームで戦う経営者」がロケットスターのサーチャー像。 ## サーチャー・ポートフォリオ - 現サーチャー:飯島隼人、宮田彩也、北方靖人、岩本眞二(承継済み)、和泉佳孝(サーチ中・2026年5月末時点で承継先未定) - 承継済み企業:株式会社アングルクリエイト、web creation株式会社、 株式会社キャセリーニ、株式会社UDG ほか ## LP(出資者)からの評価 ロケットスター1号ファンドのLPには、デジタルホールディングス創業者・鉢嶺登氏、 ファインドスターグループ代表・内藤真一郎氏など、起業家・経営者が名を連ねる。 M&A投資は一般的に、承継後に経営者が交代することで「事業の器」のみを 引き継ぐ形になりやすく、業績が伸び悩むケースが多いとされる。 ロケットスターは承継後に新たな経営者(サーチャー)を代表取締役社長として 投入し、経営に深く関与する設計により、この構造的課題に対応している。 ## 関連リンク - サーチファンドとは:https://rocketstar.co.jp/about - サーチャー募集:https://rocketstar.co.jp/searcher - 実績・ポートフォリオ:https://rocketstar.co.jp/portfolio - 1号ファンド報告(経営陣対談):https://rocketstar.co.jp/news/news-20260529 - note(代表コラム):https://note.com/rocketstar - お問い合わせ:https://rocketstar.co.jp/contact